「便秘が辛くて毎日下剤に頼っている」
「毎日飲んでるけど、だんだん効かなくなってきた気がする…」
そういう方は要注意!下剤の正しい使い方教えます。
刺激性下剤とは?
刺激性下剤とは、腸を直接刺激して排便を促してくれるお薬
刺激性下剤の代表的な成分
- センノシド
- ピコスルファート
- ビサコジル
- アロエ
- ダイオウ(生薬)
具体的な商品は
カイベールC
スルーラックS
スルーラック+
新サラリン
新ウィズワン
コーラックⅡ
コーラックファースト
タケダ漢方便秘薬
アロエ便秘薬
など
長期使用のリスクは?
①耐性(弛緩性便秘)
同じ量では効きにくくなる状態
原因
- 腸が刺激になれる
- 自然な蠕動運動が弱くなる
➡使用量が増える、使う頻度が増える
ずっと便が出ない、悪循環に陥る
②大腸メラノーシス
大腸の粘膜が黒っぽくなる状態
原因
刺激性下剤(主にアントラキノン系)
アントラキノン系とは
センノシド、ダイオウ、アロエ、ダイオウ、カスカラ、キャンドルプッシュ
特徴
- 自覚症状は特になし
- 内視鏡検査で見つかることが多い
➡症状はないが、刺激性下剤を長く使用しているので、弛緩性便秘を発症している。
なってしまったら??
①耐性、②大腸メラノーシスどちらも原因の下剤を中止すれば治ります!!
・原因の刺激性下剤を1年中止したら治るので、まず服用を中止しましょう。
・便秘の症状を改善する食事、運動を心がけ原因の治療をしましょう。
刺激性下剤の正しい使い方
刺激性下剤をしてはいけないわけではありません。
正しく使用すれば、リスクなく使用できます。
・頓用する(毎日は絶対に服用しない。)
・週に1~2回にとどめる。
・2~3日全くでないときの最終手段として使う。
まとめ
刺激性下剤のリスク、使い方についてお話ししました。
・刺激性下剤を毎日使用しない
・効かなくなった、長く使用してしまった場合、1年は服用を中止する。
注意しないといけないのが、「アロエ」、「ダイオウ」です。
「アロエ」は医薬品ではないものに入っているものが多く、「ダイオウ」は、いろいろな漢方に使用されていますので、知らないうちに長期で刺激性下剤を服用していたということになりかねませんので注意してください。
不安でしたら、医師、薬剤師、登録販売者へご相談ください。
わかってるという方が多いかもしれませんが、お薬を服用する前に生活を見直すことが大切です。
・食事(食物繊維をとる)
・水分をとる(1.5L~2L 個人差あり)
・運動をする(ウォーキング、おなかをひねる運動等)
諦めずに続けていれば、効果は必ずあります。
もし下剤を使用する場合、刺激性下剤ではなく「酸化マグネシウム」にしましょう。
「酸化マグネシウム」は、腸に水分を集めて、便を柔らかく、膨らませることで自然な排便を促すものです。
酸化マグネシウムは、耐性はつきません。決められた用法用量を守り服用してください。
心配な方、効果のない方は市販にないお薬もありますので、主治医に相談してみてください。



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