花粉症の時期に入りそうですね。
2月の下旬から花粉が出始めると思います。
急に花粉症の症状が、、、だけど病院に行く暇がないという方、病院に行くほどでもないなという方にドラッグストアで買えるおススメの点鼻薬を紹介します。

点鼻薬の種類
ドラッグストアで販売している点鼻薬の種類は主に3種類あります。
- ステロイド
- 抗ヒスタミン薬
- 血管収縮薬
これらが配合されている点鼻薬です。
それぞれ症状に合った使い方をすることが症状改善にとても大切になってきます。
ステロイド
成分:ベクロメタゾン、フルチカゾン、プレドニゾロン
鼻の粘膜の炎症を抑えます。
症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり
抗ヒスタミン薬
成分:クロルフェニラミン、ケトチフェン
アレルギーの原因であるヒスタミンをブロックします。
症状:くしゃみ、鼻水
血管収縮薬
成分:ナファゾリン、テトラヒドロゾリン
α受容体という血管に作用する受容体を刺激することで、血管を収縮します。
症状:鼻づまり
点鼻薬の特徴
点鼻薬の特徴について説明していきたいと思います。
ステロイド
メリット
・効果・安全性◎
病院から処方されることも最も多く、症状初期~重症まで使用されているため安心。
・噴霧回数が少なく、1日2~4回。(要指導医薬品ナゾネックスを除く)
・薬が効きにくくなったり、薬が原因で鼻炎を起こす心配がない。
デメリット
・速効性△(効果が現れるまで12時間~2日かかる)
・価格が他の点鼻薬と比べると高い。
・年間使用上限は3か月。(他の病気を見逃さないようにするため)
抗ヒスタミン薬
メリット
・くしゃみ、鼻水に対してはステロイドと同じくらいの効果。
・速効性〇
デメリット
・眠気を感じることがあるため、使用後は運転してはいけない。
血管収縮薬
メリット
・鼻づまりに対して速効性があり、使用後5~15分で鼻づまり解消できる。
・効果は長続きしない、一時的に鼻詰まりを解消したい方向け。
・価格が安い。
デメリット
・2週間以上連用すると、逆に「薬剤性鼻炎」になり悪化する場合があるため、長く使用はしではいけない。
・交感神経に作用するので、高血圧・糖尿病・甲状腺疾患の方は使用しない方が良い。
使い分けのポイント
基本的に、ステロイド点鼻薬が効果が高く、副作用も少ないのでお勧め。
鼻詰まりはあるけど、すぐに解消しなくてもよい→「ステロイド」
すぐに鼻詰まりを解消させたい。→「血管収縮薬」
花粉症などのアレルギー、症状が続く場合→「ステロイド」
ほこりなどで一時的に症状が出ている→「抗ヒスタミン薬+血管収縮薬」
くしゃみ、鼻水の症状あり、車の運転しない→「抗ヒスタミン薬+血管収縮薬」
参考:小島 悠史 OTC医薬品の比較と使い分け 羊土社 2019年11月29日
具体的な商品は?
では、具体的に効果、速効性の面で使いやすいものを紹介します。
ステロイド
- フルナーゼ点鼻薬
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」のすべてに効果あり。
ステロイドでは比較的早く効果が現れる。
ステロイド+血管収縮薬
- コールタイジン点鼻薬a
速効性が欲しい方に!
注意点:1,2週間以上使用することで薬剤性鼻炎になりやすい。(鼻症状が悪化する)
そのため短期間の使用にとどめること。
抗ヒスタミン薬+血管収縮薬
- クールワン鼻スプレー
- 新ルル点鼻薬
- ナザール「スプレー」
- パブロン点鼻
- コルゲンコーワ鼻炎ジェット
- AGノーズアレルカットC/M/S
アレルカットC:クールタイプ
アレルカットM:液だれしにくいタイプ
アレルカットS:しみないソフトタイプ
- ロートアルガードST鼻炎スプレー
まとめ
OTC点鼻薬は「ステロイド」「抗ヒスタミン」「血管収縮薬」に分けられます。
抗ヒスタミン薬、血管収縮薬は速効性があり、低価格であるため、良いと思い込みがちですが、「眠気」、「薬剤性鼻炎」の問題から長く使わない方が良いです。
すぐに症状を改善したい場合を除き、ステロイドをお勧めします。
速効性がないことが難点ですが、むしろ使い続けることで症状が改善していきます。
2025年9月より要指導医薬品「ナゾネックス」が販売されました。
この商品は医療用医薬品で使用されているもので、OTCの点鼻薬で初めて用法が「1日1回」の持続性ステロイドになります。
適切にお薬を選択し、これからの花粉症の季節を乗り越えましょう。
次回のお薬の話は、花粉症のお薬~飲み薬編~を投稿しようと思っています☆
最後までご覧いただきありがとうございました。



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